『入学から約2週間。今も、通学路に出るまでの約100m、家の前で息子を見送るのが日課です。
数歩歩いてはふり返り、手を振っていたのは、つい先日のことではなかったか?
だんだんと振り返るまでの歩数が長くなり、今日は2回しかふり返らなかった。
こうやってあっという間に親離れをするのでしょうか?
まだ来てもいない未来を想像し、明日にも親離れするような気がしてうるっと涙ぐむ…そんな日もあります。』
さて、入学式が終わると、翌日から1人通学が始まります。
今回は、息子の通学の様子と成長、入学前に練習したことを書きました。
入学前に練習したこと
春休みに、一緒に通学路を歩き危険なポイントを説明しました。
「これからは1人で行くんだよ。」と、自覚を持たせながら。
傘をさす練習もしておきました。
保育園までは車で送迎していたため、今まで1人でどこかへ行くことがなかった息子。
まい
でも、練習をしなくても大丈夫そう。
この時期の子どもは日々できることが増えていくので、すぐに1人通学にも慣れそうだと思いました。
1日目。荷物は重くても自分で持ちます。
初めての通学。
荷物も多かったので、学校まで一緒に行くことにしました。この日は、同じような家庭が多かったです。
ランドセルのほか、引き出し・お道具箱・防災頭巾・置き傘・ルームの道具などなど。
両手いっぱい、斜めかけのショルダーも使用。
まい
むすこ 小1
保育園の時は、何度「荷物は自分で持ちなさい!」と言っても、軽いリュック1つ持たなかった息子です。
小学生になったという自覚ですよね。
何事もうるさく言ったところで聞くものではなく、本人の自覚を芽生えさせることが大切なんだ。そう感じた日でした。
2日目。もう帰っていいですよ。
2日目も、荷物が多かったため学校までついていくことにしました。
荷物が重くて歩みもゆっくり。
しかし、通学路に出て他のお友達を見かけると、急にスタスタと歩き始め、私と距離を置きはじめました。
むすこ 小1
親と一緒が気恥ずかしかったようです。
3日目。1人で行けます。
むすこ 小1
まい
慎重な性格が、歩き方に出ている。家の植栽に肩をこするほど端っこを歩き、車の音がするたびピタッととまる。
交差点では、顔だけを突き出すように左右を確認し、体と足は後からくっついていく。
学校へ行くまで、何分かかるだろうか…でも、危なげなく歩いてる。
荷物の持ち方も慣れたようです。
雨の日。一人で歩くのちょっと怖いです…
入学後、初めての雨が降った日のこと。
いつものように歩き出したものの、数メートル歩いてふり返り…
むすこ 小1
不安そうな声は聞こえるものの、傘で顔は見えない。
片手にレッスンバッグ、水筒斜め掛け、傘を片手で持ち、歩きにくい長靴。
片手で持った傘は、支えきれず前に傾き、行く手を阻んでいます。
なるほど、傘をさす練習は、両手で傘が持てる状態でしたことを思い出しました。
はじめてのことだものね。
一緒に歩きながら荷物を1つ持とうとすると
むすこ 小1
まい
おそらく照れたであろう息子の顔は、やはり傘で見えませんでした。
そして今は
入学から2週間以上経ち、近くの公園はもちろん、道路を渡った向こうの公園にも、お友達のおうちにも出かけて行きます。
道の端を歩く癖は、相変わらず。慎重すぎるくらいが、ちょうどよい。
入学から約2週間。今も、通学路に出るまでの約100m、家の前で息子を見送るのが日課です。
数歩歩いてはふり返り、手を振っていたのは、つい先日のことではなかったか?
だんだんと振り返るまでの歩数が長くなり、今日は2回しかふり返らなかった。
こうやってあっという間に親離れをするのでしょうか?
まだ来てもいない未来を想像し、明日にも親離れするような気がしてうるっと涙ぐむ…そんな日もあります。
もぐら夫
見送り時間だけで、子どもの成長を感じることができるなんて、楽しくてたまらない。
1人での通学は、今でも心配は心配です。
その気持ちはなくなりません。
でも、不安ではないのですよね。
まい
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